2012年5月31日

ぷらっとアジア。生活圏。のススメ。

LCCの普及で、アジアが近くなっています。


LCCの普及は、地域を融合させる起爆剤です。すでにエアアジアのネットワークは東南アジア中に張り巡らされていて、東南アジア圏ならどこでも片道5000円くらいで行けるという感覚になっています。このあたりによく言っている人の実感では、LCCによって、東南アジアが一体化してきたという実感を持っている人もおおいでしょう。



僕も、去年から頻繁にアジアにいくようになり、年に10回くらいいろんなところにでかけるようになりました。
香港、台北、シンガポール、クアラルンプール(KL)、マニラ・セブあたりは、国内にいくのと同じ感覚で行くようになってます。来週シンガポールでなにかあるというのと、来週福岡でなにかあるというのは、なんか同列な感覚になってきました。


時差がある北米、ヨーロッパ圏、中東などはまだまだ外国感がありますが、アジアはなんか僕の中では心理的な垣根はなくなった気がしています。
ふらっと出かけて、ふらっと帰ってくる、といった感じです。わざわざ出かけるという感じがなくなってきたのです。

2012年5月30日

自分の好きなことを追求し、ニッチなところで、数人が安定的に食える居場所を見つけるスモールビジネスモデル2.0の概念 - ノマドと相性がいいのは、フリーランスではなくスモールビジネスだ

世の中ホントにいろんなニーズがあります。
最近アジア諸国にいってみてわかったこてゃ、ビジネス機会はいろんなところ、いろんなやり方にあるということです。視点がひろがった感じです。

ビジネスを起こすという一見規定のレールからはみ出した行為ですらも、実は、暗黙のうちに規定のレールにハマっていませんか?つまり、漠然と、今の時代だからソーシャルや社会的テーマで起業しなければダメだ(カッコ悪い)みたいなへんな強迫観念があったりしませんかね?ということ。

学歴の高い人ほどそういう概念があります。

2012年5月25日

マイクロビジネスの可能性 - 古典的な商売 x ニッチなターゲット x ITの力

副業でのマイクロビジネスが、リスクヘッジになるという話がでています。


会社員として給与が増えないところ、副業での収入ポートフォリオを持つ、収入の複線化というのにわかに注目されています。みんなが副業をもつのが当たり前の時代になっていくでしょう。


へんな話ですが、途上国の公務員は給与が激安で例えばベトナムの警察官は給与は3万円ほど。なのに、なぜか食えている以上に、車はベンツにのっていたりするw。実は、かれらは公務員の立場を利用したダークな副業(みかじめ料、言いがかりの罰金)に手を染めており、そっちの収入のほうが何倍もあったりする。
途上国では、給与よりも、いろいろな稼ぎ方を組み合わせて、なんとか生活しているというのが、普通の姿だったりします。
日本においても、本業の収入の伸びに限界が見え始めると、なにか別の仕組みをもって、収入を多様化する必要がありそうです。


では、どういう副業をしたらいいのか?というのがみんなの知りたいところでしょう。

2012年5月23日

クラウドファンディングの税務リスク:突然税務署にやられる可能性、寄付か売上か所得なのか?

クラウドファンディングが盛り上がってきた。とくにstudy giftが炎上して話題になっている。
stydy girlsの倫理的なところの議論はともかく、twitterですこし書いたように、税制面のリスクを指摘しておこう。

クラウドファンディングのプラットフォームは決済として、paypalを使用していることがほとんどだ。
実は、paypalは規約上、"寄付"の決済は認められておらず、商品やサービスの販売しかみとめられていない。

映画の製作などの場合、チケットを売るといったことが考えられるのでサービス販売に近いが、study giftのようなカンパ的な要素が強い場合、どうするのかというのが気になる。
しかし、study giftのページを良く読むと、

お支払いいただくお金は、寄付ではなくリターンに対する対価へのお支払いとなります。

2012年5月22日

tyk projects メンバー2次募集を開始しました

2次募集のお知らせです。前回募集から5日で100人集まってしまい、興味があるのだけども、いまからではダメですか、という問い合わせを頂きました。検討した結果、現在の運営方法ですこし人数を増やしても大丈夫ということがわかりましたので、今回メンバーの2次募集いたします。

さて、巷では、会員制のクローズ有料課金コミュニティが流行っておりますが、

私も、今回 tyk projects を始めたいとおもいます。

tyk projects は大石哲之の主宰する知的探求プロジェクトコミュニティです。

最近私が考えていることはとても多岐に渡ります。それらの関心をもっともっと突き詰めていきたいのですが、なかなか脳が足りません。そこで、みなさんとコラボすることによって、知的探求の速度を加速したいと思います。

tyk projects は私が一方的にメルマガのように情報を流すものではなく、コラボレーションの母体です。みんなが関心がある事柄について、プロジェクト形式でいろいろ詰めていく感じです。

メンバーは、最先端のテーマについて、一緒に考えを深めることができます。
また、出来上がったアウトプットをいち早く共有することができます。
例えば、いまクロスボーダーのスモールビジネスがprojectsから立ち上がりつつあります。
その他、メンバーと一緒に本を書いたり、さらにフォーカスした塾を開催したり、冒険旅行や、アート鑑賞といったことも考えています。それらのすべての母体となるのがこのprojectsです。

雑談コミュニティにはしないつもりなので、何らかのテーマでアウトプットを伴った目標を掲げたいとおもいます。それぞれを、3ヶ月くらいの短期プロジェクトとして走らせます。

つまり、本を書くとか、外国に共同で家を借りてみるとか、ノマド実験をしてみるとか、ミャンマーに投資にいってみるとか。
tyk projects で立ち上がる各種プロジェクトの、メンバーを募集するという形になろうかとおもいます。

そのプロジェクトへ、皆さんの興味によって参画してもらうという形になるとおもいます。


tyk projectsで扱うテーマ

・ ノマドの研究。国家、地域、から浮遊しはじめた個人。
・ キャリア、キャリア形成。グローバル時代の個人のキャリアの作り方。
・ ディアルライフ、複数の肩書きで仕事をする、フリーランスの生き方。
・ マイクロ起業、 マイクロ会社。
・ アジア、新興国の実像、新興国でのビジネス・投資
・ セブ島、セルフオフショアリング
・ ニート、生きるとは?
・ 冒険、登山、非日常へのチャレンジ
・ アート、美


tyk projectsで企画しているプロジェクト事例

いろんなネタを実行してみたいと思います。
・ 新興国に行ってみる、視察 (Now going)
・ 世界各国にprojectsの特派員・ホストを構築し、メンバーが頼れる世界の人脈を作る (Now going)
・ ミャンマーに投資しにいく
・ 本の出版、対談やUSTなどの仕掛け
・ 生き方実験プロジェクト
・ セブ島にニートを送る
・ 中国から輸入してみる(Now going)
・ 外国の家を借りるプロジェクト
・ クロスボーダーなマイクロビジネスをゼロから立ち上げるプロジェクト(Now going)
・ 登山ツアー
・ アートツアー(Now going) 

tyk projects 入会方法

tyk projects は会員制の有料コミュニティです。

○初月無料 
※最低登録期間はもうけておりませんので1ヶ月単位で解除可能です
○pay palでの課金となります。
○facebookでのコミュニティ活動+スカイプなどの会議+オフラインあつまりなどが中心になります

募集人数:  2次募集 残り 61名 (定員100名)  
※1次募集のメンバーと同じコミュニティに追加しますので、活動上は区別はございません。

<参加方法>
①tyk projects は会員制の有料コミュニティで月額課金です。下記のPay Pal リンクより、購読申し込みをお願いします。
②決済が確認できたかたより順次、Pay Pal に登録しているメールアドレスに、Facebook コミュニティへの参加申請方法をお送りします。そちらから、メンバー登録してください。
長文を送るので、spamに行っていないか確認ください。"tyk projects"で検索かけてください。
もし、届かな場合、twitterで@tyk97までご連絡ください。
③私がfacebookで承認して、登録完了です。
#現在手動で確認を行なっているため1営業日ほどお時間かかりますがご容赦ください

<決済>

tyk projects
<以下 Q&Aです>

Q1: 学生でも参加可能ですか?
A1: 学生も歓迎いたします。サークル活動などに飽きましたらこちらで新しい知的な刺激を!

Q2: 特別な専門知識や技能がなくても参加可能ですか?
A2: はい。できそうなところに参加していただければOKです。まずは活動を見ているだけという参加もOKです。

Q3: 読むだけの参加は可能ですか?いわゆる幽霊部員ですがw それなら興味あります
A3: OKです。オブザーバーとして、他の人の活動やコミュニケーションを見て、情報を得るという目的での参加もOKです。また、オフ会などのイージーなものも企画してます。

Q4: どういう人が参加しているのですか?
A4: ただいま、会社員、学生のほか、社長系、リアルノマド、芸術系、デンタルドクター、フリーランス、翻訳者、ニート、看護師、ライターなど。
地域も、日本、シンガポール、タイ、ベトナム、インド、ウズベキスタン、ヨーロッパ在住など、様々なバックグランドの人が参加しています。
事業家や、ノマド系やフリーランスではないとダメということはありません。畑違いとおもわれる方でも、ぜひ参画ください。読むだけも歓迎です。

Q5: 支払いに関して、銀行振込は受け付けていますか?
A5: 申し訳ございません。今のところPaypalでの支払いのみとさせていただいております。将来的に管理システムができましたらば、振込も受け付けることができるかもしれませんが、今の時点ではごめんなさい

Q6: tyk projectsは何に対してお金を払うのですか?いま流行りのtykさんへの寄付や支援、パトロンですか?
A6: いいえ、tyk projects は情報サービスです。プロジェクトコミュニティへの参加(購読といいます)のサービスを提供するものです。有料メルマガのような定期購読サービスとお考えください。支援や、パトロン的なものではなく、有用な情報と人脈を手に入れられる価値のあるものを提供します。


2012年5月8日

人におすすめってなんですかって聞くと、たいがい極上コロッケカレーをススメられるんですよね- 高い材料でもりたてた普及品ではなく、普及品をもり立てるという粋のセンス

人におすすめってなんですかって聞くと、たいがい極上コロッケカレーをススメられるんですよね。


すげーセンスがないとおもいます。


極上コロッケかれーというのは、僕の用語なんだけど、単に高い材料でもりたてた普及品のこと。


A4の黒毛和牛で作ったコロッケに、子羊を1週間煮込んだ最高のフォンドボーをベースにした欧風カレーをあわせて、2500円なりみたいな。


はっきりいって下品です。
そして、そういうものばかりが巷にあふれているのが我慢なりません。

素材には、素材なりの生かし方がある。A4黒毛和牛でコロッケをつくるのは下品です。

コロッケは70円くらい。コロッケカレーは380円くらいであるべきです。

同じように、素人が築地にいって高級魚を仕入れて、ホームパーティーでそれを下ろして寿司を握るのは最悪です。


僕は仕込みに1日かかる料理は決してしませんし、材料費が数千円を超える料理も決してしません。
そういう料理は、行きつけの寿司屋や、フレンチがありますので、マスターに作っていただくことにしています。


もう一つの方向性としては、

CoCoイチのカレーを盛りに盛ってしまった結果、2500円にもなりました

というのがあります。

これに関しては僕は全力で賞賛したい。真に賞賛すべきことをしていると思います。

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2012年5月4日

グローバル人材ではなくアジア人材を目指せ - 30歳からキャリアを考える人のためのヒント

先日の記事で、グローバル企業のCEOやシリコンバレーで起業みたいなのを目指すグローバル人材は、すでに日本語でこの記事を読んでいる時点で無理という身も蓋もない話をしました。

しかし、もうちょっとグローバルの意味をアジアに目をむけてみるとちょっと視点がひろがります。

僕が提案したいグローバル人材は、アジア限定グローバル人材です。
欧米はもう、ちょっと無理なので、そこは外しちゃうんですね。

でも、日本のなかには閉じてない。


アジア市場がいま十分大きくなっているので、アジア全域で活躍できる人材になればいいんです。

日本に閉じていた人材(ドメ人材)> アジアで活躍できる人材 >でも欧米での一線級の活躍は諦める

といった感じです。

具体的には、


日本とアジアを繋ぐ、日本企業のアジア進出を手伝う
・・・アジアとの架け橋のグローカル人材。


アジアで商売できる。アジアで企業を起こせる。
・・・駐在ではなく、アジアネイティブ。和橋とよびます。

といった感じです。
この2つのどちらかを抑えましょう。

日本が経済的に縮小してしまっても、アジアの成長の並に乗ることができる。これが大事。
これが、アジア限定グローバル人材です。


語学にしても、アジアのひとは英語ネイティブではなく、みんなあとから英語をまなんでいるので、アジアでやっていく分には、「十分流暢な英語」であればOKです。ネイティブな発音、表現は必要ではありません。
日本人にとってこれは大きなアドバンテッジです。

それに、アジアは国が分散しており、事実上USA内での国内競争になっている欧米型グローバル人材とは違い、いろんなキャリアパスがありえるのがよいところでしょう。

10年後食える仕事、食えない仕事で分類されているマトリクスで言うと、


出所:「10年後食える仕事、食えない仕事」

このジャパンプレミアムとグローカルのぶぶんを、
「アジアプレミアム」「アジアグローカル」に変えたようなイメージです。

僕はすでに日本で育ってしまったビジネス系人材が目指すべきところとしては、そんなところなのか思います。トップを目指すというより、"日本以外でも食える、生きていける"という非ドメ人材を目指すというのが、なにしろ肝心だとおもいます。

もちろん、技術やスポーツ、科学や芸術系のひとは、無国籍ジャングルで欧米とも勝負できますんで、頑張ってくださいませ!

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追記:

欧米で一線級で働くには、幼少の頃からの欧米体験が必要だといいました。

アジアで働くには、大学卒業後でもまにあいます。でも、アジアを"取り込め"とばかり、日本の本社から眺めているだけとか、駐在で2-3年いっただけじゃやっぱりだめです。アジアに"飛び込む"必要があるとおもいます。

アジアへ行け、ツイッターで、そういうアカウントもいろいろできているようですが、まさに、アジアへ飛び込めです。

欧米とちがって、大学卒業後から、30過ぎから飛び込んでも大丈夫なのですから!

そして、まずは、日本以外でも食える、生きていけるという、非ドメ人材を目指しましょう。日本と一緒に沈没しなくてもすむように!


2012年5月3日

グローバル人材の幻想 - 青い鳥を追いかけるまえに、ファンタジーから目を覚ませ

グローバル人材、グローバル人材って、さいきん耳がたこになるくらい聞きますね。

みんながイメージするスーパー人材って、要するにプロCEOか、ネットの起業家ですよね。
ルイス・ガースナー、スティーブジョブスや、ザッカーバーグ、みたいな感じ。

グローバル企業のCEOや幹部、いけてるベンチャーを作って有名投資家から投資を受けよう。
これがグローバル人材の目指すゴールだとすると、はっきり言って目標設定を間違えています。

もう、日本で育って、日本の大学を卒業している時点でダメなんですよ。
スーパーグローバル人材は、欧米で育ち、教育される必要があるんです。
小学校からボーディングスクールにいって、ハーバードにいかせたりしないとダメなんですよ。

え、活躍しているインド人がいるじゃないかって?
いや、甘いんですよ、途上国の人は、金持ちで、インドの大富豪のカーストはバラモンみたいなひとが、欧米のボーディングスクールみたいなこところから、カネをかけて教育しているわけです。

どんなに究極に出遅れても、大学から欧米の大学に通い、大学院まで出ないと、はっきりいってお話になりません。日本の大学に進学した時点や、日本の企業で10年つとめたあとで、キャリアアップでグローバル人材を目指すなんてのは、初めから矛盾しているのでやめましょう。

英語力で経営トップ(ベンチャー経営含む)の世界で必要とされているレベルも知っていますか?

ネイティブ

です。
それ以外はありえません。ネイティブオンリーです。
なので、もう幼少の時を外国で過ごさないとダメなんですよ。

もちろん、国連の緒方貞子さんみたいに、幼少期をサンフランシスコや香港や上海で過ごし、大学までは聖心、そのあとはカリフォルニア大学の大学院でまなぶのはありです。

とにかく、みなさん、この記事を読んでいる大人にとって、
グローバルうんぬんとかの話は、
少なくとも、みなさんの子供の教育としてはあり得るけれども、
みなさん自身の話としては終わった話なんですね。オワコン。手遅れなんです。

英語ネイティブの3億人が死ぬほどがんばってエリート競争してる国で、横から入った非ネイティブが太刀打ちできるという発想をもっていることが、信じられません。

将来日本人のグローバルCEOが出現したとしても、たぶんその人は日本人というより、日系3世とか4世ということです。もはやです。フジモリ大統領をグローバル人材と呼ばないのと一緒なかんじです。

なので、まだ小さい子供がいましたら、今すぐ英語圏に引っ越して英語ネイティブさせて、ボーディングスクールにでも通わせましょう。
私の知人で、小学生から子供だけ単身でイギリスのボーディングスクールに通わせた人をしっています。そんな感じ。

グローバル人材のはなしとは、実は、子供の教育の話です。

で、それでは身も蓋もないので、

もちろん、日本出自で、シリコンバレーの企業に就職したり、長く欧米で勤めて、市民権をえたりしているひとはいます。そのくらいのグローバル感を目指すのはありです。いってみればエリートコースではなく隙間ですけどね。欧米の隙間で生きるくらいのグローバルなら、まだ大丈夫。
社会人になってから渡米して、主に技術者として働く人も多いです。出世することは稀ですが、普通の人生として、「海外で暮らす」ということなら誰でも叶えられます。そして2世に夢を託しましょう。

それから、いままでいった世界は"経営"の世界です。
経営の世界では、英語がネイティブである必要があるのですが、
技術の世界ではネイティブでなくてもいい。

イチローや、ダルビッシュなんかは、野球ができればいいし、
科学技術も英語が必要ですが、ネイティブでなくても、欧米の大学で教授は狙えます。
アートもそうで、村上隆氏は英語はあまりできなそうですが、世界で目覚しい活躍をしています。
日本人で世界で名だたる建築家がいますし、デザインでも勝負可能です。

なので、世界トップを狙うなら、技術や芸術の分野で勝負し、決して途中からMBAなんかにいってがんばろうとは思わないことです。

さてただしアジアに目をむけるとまた少しグローバルの意味合いがちがってきます。次回はそれについて書くことにします。

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(追記)
上記のような人材は、グローバル人材ではなく、グローバルエリートと呼ぶほうがよいらしいです。

(訂正)
記事中の「欧米」は「英米」のまちがいでした。訂正します。

>続きの記事を書きました。

2012年5月2日

ノマドがカフェで仕事をする理由- 借りたくても借りれない東京の異常なオフィス事情

ノマドが大流行です。
テレビはどうやら単純化するのが好きらしく、ノマド=カフェを転々として仕事をする人、というかなり表面的な定義でノマドを紹介してしまったようです。

その定義の是非はともかく、カフェで仕事することについて、少々書きます。

カフェで仕事するなんて、仕事しづらいとちゃうの?というツッコミがけっこうありますが、そのとおりだとおもいます。
だた、その裏には、カフェを使わざる得ない事情もあるのです。

東京の賃貸物件の高さと、オフィス利用として借りるときに、えらく難儀な保証です。
事務所を借りようとしても、なかなか借りれない。

たとえば、ちょっとしたビルの狭い一室を事務所として借りようとしても、これだけ費用がかかります。

家賃10万円、共益費2万円。

敷金(保証金)3ヶ月 = 36万円
※事務所利用だと最低3ヶ月以上取られます。事務所だと4ヶ月くらいが多い。
契約料(礼金)1ヶ月 = 12万円
保証会社保証料 1ヶ月 = 12万円
家賃前払い 3ヶ月 = 36万円
火災保険 = 3万円

合計 99万円。
これが一括で必要です。これに引越し費用やら、オフィス家具を揃えたりするお金もかかります。
そして、住宅と違い、敷金はなんだかんだでほとんど帰って来ません。

フリーランスからはじめるノマドワーカーにとって、いきなり100万円では、独立費用のほとんどが吹っ飛んでしまうのではないでしょうか?

しかも、借りられるのは、



こういう雰囲気の雑居ビル。表参道や渋谷とかで探したら、100万円では上記が精一杯。あとはマンションの一室とかになります。

資本金を何名からか集めて、たとえば1000万円あつめて、複数人で起業するという場合では、最初から共同でのワークスペースが必要ですし、100万円の初期費用もなんとかなるかもしれませんが。

ノマドのように、会社の形態をとっていても、従業員は自分だけというような一人会社で、まだ仕事も十分に取れてないという場合には、オフィスにお金を掛ける場合ではありません。

一人で独立するひとが、オフィスを借りるといい始めたら、僕はまず止めるようにしています。キャッシュが尽きたら事業は終わり。貴重なキャッシュは、オフィスに出してはいけません。

なので、どうしても、最初はカフェで仕事するというのも仕方ない。
必要悪だと思っています。
ただ、さすがに毎日カフェは仕事の効率もあがらないとおもいます。

渋谷にコワーキングスペース「ポータル」-シェア住居のエッセンスを応用

最近は、会員制のフリーアドレスのコワーキングスペースなどが流行っています。
ノマドなひとは、まずはこれを借りることをおすすめします。
僕が最近見学したのは次の3件、

渋谷ポータル
表参道ポータルポイント
◎渋谷ヒカリエの中にある クリエイティブラウンジMOV

いずれも、フリーアドレススペースは月15000-30000円くらいで借りれて、フリーな会議机などもありお客さんを呼んでミーティングすることもできます。
カフェよりは絶対いいと思います。

しかし、根本的な問題は、東京のこの不動産を借りるときのハードルの高さですね。
100万円必要で、さらに、連帯保証なども求められ、なんだか死にそうです。
しかも一旦借りると2年は解約できないみたいな縛りがあります。途中解約は違約金とられたり。
要するに、ノマドらしからぬ身重な行為なんですね。

他の国はどうかまだリサーチ不足ですが、アジアの都市では、半年単位で借りられ、敷金なども1ヶ月とかで済むこともあるようです。オフィス自体が、件のシェアスペース並に気軽に借りれたり引っ越せたりするんですね。だから、べつにシェアスペースなんて借りる必要もなさそうです。

東京でも気軽に借りるたり解約したりできれば、ノマドは自分のオフィスを持つとおもいます。
だってそっちのほうが便利ですしね。

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2012年4月13日

私もスカイプ相談始めます

お知らせ: スカイプ相談サービスはサービス終了しました。短い間でございましたが、ご相談いただき、ありがとうございました。

パブリックマンがスカイプ相談をしていて、とてもいきいきしているので、僕もスカイプ相談サービスを初めて見ることにしました。わくわく。

スカイプのビデオ通話機能をつかって、私とお話してみませんか?

僕は、「弱者のしてのノマド、フリーランス」のエントリに書いたように、実は、ドロップアウト、いろんなことから逃げ逃げしてきた人生です。外資系コンサルに入って、ネットベンチャーブームで起業して、いまは自分の会社をやっていますが、いろんな世界、いろんな働き方、いろんな生き方を体験して、人生って多様に生きてもいいんだということが分かりました。

どんな生き方でも、生きていけるぞ、生きていいんだ、という人生のエールをお届けできればとおもいます。

相談出来きそうな内容は、就職、転職、キャリア、進路、起業、ビジネス、海外、社会、未来、など、答えられるものであればなんでも答えたいと思います。

例えば、

・起業すべきかどうか迷っている

・内定を幾つかもらったけど、どこに行けばいいか迷っている

・事業に対する、ヒントがほしい

・ビジネスアイデアを聞いて意見を貰いたい

・セブ島にいきたいがどうしたらいいか?

・日本を離れるべきか真剣に考えている

・インターネットや、世界の今後についての意見をきかせてほしい

・とにかくいろんな議論やブレストがしたいので、付き合って欲しい

といった感じです。

スカイプ相談の皆さんの乾燥や履歴については、こちらのツイッターまとめをみてね


【料金】
料金は、1時間5000円 です。

すこし高いかもしれませんが、ふつうの経営相談やカウンセリングなどでは1時間1万円以上はとりますので、半額だと思っていただければ幸いなり。

なお、きっちり1時間ということではなく、話がもりあがってしまって、僕もノリノリでw時間内に終わらない場合、延長します。その場合は相談1回分と捉えて、延長料金は頂きません。

【人数】
みなさんとの対話したいという思いからやっておりますが、
これを生業としてやろうとおもってませんので、僕の時間がとれるときに対応とさせてください。
ごめんなさい。
なので、いまのところ月に5名までの限定とさせてください。

【申し込み方法】
tyk@tetsuyuki.comにメールいただくか、ツイッター@tyk97にメンションください。
追ってご連絡いたします。

その際に、
・希望日時を2-3候補 
(土日祝日は除く。夜間は相談可能な場合もありますが、他の予定を優先させていただく)
・相談内容

で書いていただけますと助かります。
念のため、相談内容をみて、受けられるかどうか決めたいと思います。

【料金支払い方法】
基本はPaypalでお願いしていますが、振込手数料をご負担いただけるようでしたらば銀行振込も可能です。

【注意事項】
なお、本サービスは、相談サービスになります。
コンサルティングサービスではないので、調査やデータに基づいて個別に解決策を出すようなことはできません。また、合意できる解決策が得られるまでフォローアップするということもできません。
あくまで、あくまで相談時間内でベストエフォートとして私が回答するサービスとして提供しております。また、法律、税務、病気といった内容については、お答えできませんので、有資格者にご相談くださいませ。

2012年4月12日

評価経済とはなにか?について諸説を取り上げて整理整頓してみた

ここのところ、評価経済という言葉で盛り上がっているので、ここで、評価経済とう言葉がネット界隈でどういう意味でつかわれているのかということを整理したい。

評価経済の意味というのは、およそ、こんな感じで捉えらている

「お金より評価を得るほうがこれからの時代は良くて、評価は評価ポイントみたいな形で可視化されるようになり、さらに、そのポイントをつかったり交換することで、評価によって生きていける。そして、貨幣経済はすたれ、評価が流通する評価経済社会が訪れるだろう」

という感じ。
これは岡田さんがインタビューのなかでいっていることなので、ほんとうにこういうことをかんがえているのだろう。

評価経済社会と会社社会を比べたら気分が悪くなってきた

評価経済社会と、会社社会の対比!

お金を持っている人よりも評判を蓄積したひとが偉い ≒ マネジメント能力や稼ぎではなく社内で信頼の厚い人が出世する

お金を得るより評価を得ようとする ≒ お金を稼ぐより社内評価を得ようと画策する


貴重な評判をめぐって競争が始まる ≒ 貴重な社内の椅子をめぐって根回し合戦が始まる


評判を得ることが第一目的になる ≒ 社内に貢献することが一番の目的になる

社内で評判を失うことはすなわち窓際 ⇒ 評判社会で評判を失うことはすなわち死

しかし、窓際になってもやめたら食えない ⇒ 他のコミュニティで再起を図ろうにも、ネットに過去の発言などが全部記録されちゃってるから、もう再起できない

リスクを取ってまで新しいことに挑戦する ⇔ 評判が傷つかないように慎重にリスクを排除する


みなさんは、すでに日本企業という狭いコミュニティのなかで、評価経済ゲームをしてますから。
評価経済先進プレイヤーなんですよ。
で、そんな会社は一刻も早く辞めたいんじゃなかったけでしたっけ?え、でも評判が傷つくからやめられない?おーこわ。

僕は、人間チャレンジできて、失敗しても再起できて、みんながオープンにフェアに暮らせる社会が理想だと思っています。


ツイッターのご案内:
いろいろ考えてつぶやいています。記事に共感いただけましたら、ぜひtyk97のツイッターもフォローください


2012年4月10日

解説 - 評価経済社会における、評価通貨とはなにか?

・評価経済では、評価が貨幣のように流通する
・貨幣経済は終焉し、評価経済がとってかわる

といたオカルトのような話をちらほら聞く。

これについて、岡田氏のインタビューをよく読むと、
評価通貨は個人通貨でまた別。個人が自分で無限に発行できる通貨。だが、その裏付けが必要。例えば1時間岡田円を1万円で発行したとする。それは僕の信用によって成り立つ。そういう個人で通貨を発行するのは、これまでできなかった。でもハイパー情報社会では、それら全てをクラウドのコンピューターがやってくれる。個人通貨は、昔でいう「ツケ」。ツケが利く人は、評価資本を持っている人。ツケでモノを買うと、僕のツケを誰かが別のところで使える。つまり、ツケが流通する。」
と言っているので、「評価が通貨のように流通する」というのは、個人発行の通貨が、円やドルとならんでポピュラーになる世界のことを指しているようだ。

個人発行の通貨というのは、要するに、自分の労働を担保にした、借金のようなものである。
たとえば岡田氏は、政府や会社といったものに頼ることなる自分の信用力を担保に、独自の貨幣を発行することができる。これが個人マネーだ。
1時間の労働を1イサカアワーとして流通させた地域通貨の例があったが、あれに近い発想だろう。

1岡田円を、1OKYと略して書く。

1OKYを手にするというのは、岡田氏が1OKYを持っている人に対して何か1時間の労働を提供しますよという債務履行の保証書のようなものだ。逆の言い方をすれば、1OKDを持っているひとは、岡田氏に公然と1時間の労働を要求できる権利がある。権利証書である。

岡田氏は、自分の将来の労働の約束を担保にOKYを発行し、OKYと、現実の何かを交換することができる。たとえば誰かが、1OKYと、自分が持っているiPhoneを交換したらなば、岡田氏は、iPhoneを手に入れることができる。

ただの何でもない人の1時間の労働を将来約束するといっても、反故にされる可能性があるが、社会的信用の高い人=評価が蓄積されているひとは、その労働の履行可能性が高い。つまり、それを担保として、個人貨幣を発行することができるといえる。

OKYは、第三者への支払いにも使える。OKDを岡田氏から受け取ったひとは、そのOKDがほしい第三者にOKDに貨幣のようにうけわたし、かわりに第三者からOKD相当の何かをうけとることが可能だ。
第三者がOKDを手にした場合、その第三者が岡田氏に労働を請求できる。岡田氏はその第三者に労働を提供する義務がある。

このようにしてOKDは、貨幣と同じく流通する。岡田氏の労働1時間が1OKDという単位の個人通貨となって、流通するのである。

OKDは貯蓄することもできる。
貨幣のもつ、交換、貯蓄ができるので、円や、ドルと同じく、決済などにも利用することができる。

OKDが価値がある理由は、岡田氏が将来1時間の労働をするという信用にかかっている。
岡田氏が、「労働なんてだるいからやめるわ」とか、めんどうだから「1OKD円は、僕の持ってるアニメグッツ1個と交換ね」とか言い出したら、OKDは暴落して、いわゆるデフォルト(債務不履行)となる。岡田氏が死亡してしまった場合もデフォルトが起こる。
「評価通貨を使ったほうが、使い勝手がよくなる。カネを使うのは、評価ないやつが、仕方なく、補助的に使うようになる。」
とあるので、岡田氏は、この個人通貨が主流になる世界を想像しているのだろう。

さて、この仮に、テクノロジーの発達によって、この個人通貨が流通したとして、その未来は岡田氏の言う通りに、すばらしいものであろうか?

次回はその点を検証する。


2012年4月8日

評価経済というオカルト

池田信夫氏風に、今話題の評価経済について解説するナリ。

芸能人やスポーツ選手は、トップ数名が莫大な額の報酬を得るのにたいして、他の多くは微々たる報酬しかえられない市場だ。時にその差は数百倍にもなる。
一方で、配線工などは、トップ配線工と普通の配線工に何倍もの違いはでない。
なぜこのような事が起こり得るのかを分析したのが、ローゼン教授の「スーパスターの経済学」である。

一部のスーパースターが莫大な報酬をえる市場を、スーパースター市場と呼ぼう。
その市場には、2つの特徴がある。
一つは、スーパースターの提供サービスは限界費用が低いということだ。配線工は100万人にサービスを提供することは不可能だが、マイケルジャクソンは100万人にコンサートを中継でき、視聴者がひとり増えてもコストはほとんど増えない。
もう一つは、代替できないということだ、あるスーパースターは、別のスーパースターでは代替できない。AKBファンは、同じスターだからといって、KAT-SUNを見ても嬉しくないだろう。

大前研一氏は、

「多様化の時代に選択事項が増えるほど、選択がさらに難しくなって、メガヒット商品が登場する」
「ITの発達に伴い、専門経営人、医師、弁護士、コンサルタントなどの世界でもスーパースターが現れている」

という現象を指摘している。
つまり、音楽やスポーツといった伝統的なスーパースター市場の他にも、多くの市場がスーパースター市場の傾向を帯びてきているということである。

この市場の中では、トップ数名のみが莫大な報酬を手に入れる。そのために名声・評判をえる必要が出てくるが、さらにIT技術の発達で、従来のマスメディアなどに頼らずとも、ネット上の口コミなどの蓄積で、スーパースターが誕生する事例が増えている。

・市場のスーパースター化
・スーパースターを生むプロセスのネット化

という2つの現象が同時におこっているといえよう。

評価経済うんぬんの話、評判・評価を蓄積することが大事だというのは、後者のスーパースターを生むプロセスで、ネット上の評判・評価がその起爆剤になることが多くなっているということを言っているにすぎない。

ネット上の評価形成は、従来のマスメディアをつかったスターの育成に比べて、ほとんどお金がかかからず、しかもセルフプロデュースで出来る。
昔は普通の人が評判を稼ぐ手段はなかったが、ブログやツイッターといったセルフメディアを持つことができ、それらで自己を演出することで、評判や評価を得ることができる。
この仕組みのお陰で、とりわけ評論家、ジャーナリスト、IT経営者などでスーパースターが登場した。

今おこっていることは、誰もがスーパースターを目指して、No1の名声を得ようとネット上で躍起になるゲームが繰り広げられているということだ。ご存知のようにその競争は評判形成というより、売名競争に近い。IT化によって、芸能界だけだった競争のルールが、我々庶民の域まで降りてきてしまったということにほかならない。

評価経済というのは単に上記の現象のことを言い換えたに過ぎないが、これこそ過剰に評価され、ほとんどオカルトのような言説も見受けられる。

例えば、評価資本を蓄積すればお金に変換できるというものだが、これは交換所でパチンコの玉を現金に変えるようなイメージで語られている。
これをもって、評価さえあれば現金が不要になるとか、資本主義経済は評価経済にとって代わるといった話まででているが、これはまさにオカルトだ。

ローゼン教授は、評価を得たスーパースターなら、自分のサービスやコンテンツを、競合より高い価格で販売できるため、結果として何百倍もの報酬差が生じることがといっているだけである。評価が交換所で交換出来るわけではない。結局自分のサービスやコンテンツを売らねば現金は手に入らない。

それに、評価をつかって商売できるのは、スーパースターだけである。普通の人が少々の評価を得ても、その評価はなんの役にもたたず、ほとんどの2流お笑い芸人の給与がアルバイト並なのと一緒で、彼らのコンテンツやサービスの対価は業界の底辺をさまようだろう。

ホリエモンなら800円のメルマガを1万人に売れるが、或る人がフォローワーを1000人あつめたところで、せいぜい100円くらいで1,2人がメルマガ読むだけだろう。

評価を得るといって、シェアハウスの生活をネットで公開しているような人もいるが、これはまさに売れない芸人がやっていることと変わりがない。芸人間の競争は激しく、芸人の寿命が短いことは知られているとおりだ。

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2012年4月6日

弱者としての、ノマド、フリーランス

ノマドやフリーランスって、それ勝ち組の生き方だよね、弱い人にはできない。
という意見を聞きます。

そして、ノマドやフリーランスの中には、自分は勝ち組だとおもっていて、そういう振る舞いをしているひともいらっしゃるでしょう。

でも僕は、ノマドやフリーランスなんて、既存の社会の仕組みに適応できなかったドロップアウト組にほかならないとおもっています。自慢するようなもんじゃありません。

適応できないので逃げてしまった生き方。ノマドの元々の思想は逃走ですから。
ノマドやフリーランスなんて、社会のカス、ドロップアウトの人材なのです。
僕も、それを自覚しています。


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